２０１２・３・１１ フェニックス…生振より [その他]
一年後…
あの日、何か変わった…はず
僕も…誰かも…
２０１２年３月１１日
あれから一年
心に芽生えた“何か”は
まだ育っているのだろうか？
僕の心に芽生えたものは
どうやら、とても育てるのが難しいらしい
何度も枯れかけてはいるけども
まだ枯れてはいない
本当の意味で“生きる”こと
それは今の自分に必要な事
それは今の日本に必要な事
それは生ある者に必要な事
誰の心にも、深く刻まれたはずだった“あの日”から一年
僕の心の刻みも、少し浅いものになっていた…
俺…ダッセー と思いながら車を走らせ立ち寄ったコンビニでの
ある若いカップルの会話に、少し寂しくなった
「今日、震災の番組ばっかでツマンナイからDVDでも借りて帰ろう」
ツマンナイ…
ツマンナイ…か
この日の僕は一人だった
なかなか夕陽に恵まれなかった今年の冬
少しの“観れそうな雰囲気”に、僕は用事つでに車を西に走らせていた
その車の中、無音で“あの日”の事を思い出していた
小さな車のＴＶから映し出される衝撃
何も出来ない無力感
思い出したくない衝撃と悲しみ…
少しずつ、何かに消されるようにフェードアウトしていく大切な報道
表に出ていない、同じ人間と思いたくないような犯罪の数々
結局、力を合わせられない“自分の為”の政治家…
ここで、本気で頑張らなきゃ自分がダメになる
ここで、本気で頑張らなきゃ日本はダメになる
そんな気が…
いや、本気でそう思った一日でした
２０１２年３月１１日 生振の夕刻より
という日記を、僕はこの日に書いていた
途中まで…
でも、なぜか完成していなかった
また、何事も無かったかのように、大切な“命”が奪われていく日々…
あの時「命の大切さ」や「生の意味」を誰もが考えたはず…
何故？
自殺だったり殺人だったり…
そして、それを作り出す原因だったり…
人は“忘れる生き物”かもしれない…
でも
人は“学べる生き物”だとも思う
命の大切さなんて難しく考える事じゃない
失われたら二度と戻らぬ唯一無二の存在
そう、代わりの無い唯一無二の存在…
先日、観にいけなかったＣＯＭＰＬＥＸの“日本一心”のＤＶＤを観ていた
そしたら急に、この日の写真が観たくなり観ていた…
なぜこの写真を記事にしなかったのだろう？
何気なしに写した３月１１日の写真
この日の夕陽は、まるでグランドクロスのようにも…フェニックスのようにも写っていた
僕は、不死鳥であるフェニックスとして受け取りたい…
そう思えた。。。
私がテーマにしている「戦争」と重なる出来事でしたが
今の私達は戦争もあの震災も本当は知りません。
仙台の友人から聞いた話は悲惨でしたが、自身の体験にはなりませんし
今後、何をどうしていいのか？自分一人の力はとても小さなことと気付きました。
すべての人に求めるのが無理だとしても
Ｓ_Ｓさんのように考えてる人が増えれば、大きな力に変わりますよね。
その優しさに、私も仲間入りさせてもらいますよ。
by hi (2012-07-19 14:01)
今年の３月、本当にあっという間の１年のような気がします
日本に住む人ひとりひとり、世界に住む地球の兄弟たち
みんなが何かを感じ何かが変わった１年だと信じたい
つまんないと思う人は全てがつまらないはず
だからその人の人生も所詮つまらない人生
何かを学び、何かを感じる
少なくとも人は心で繋がった感じがします
ただ、残念なのは自然の脅威と言う災害だけではなく
人災もあって、未だそれが人による災害だという事を
見て見ぬふりをしている人間がこの日本にいる！と言う事です
by 大将 (2012-07-19 20:35)
アフガニスタンから移住してきた女性2人に英語を教えています。彼女が小2の時アルカイーダが攻撃を激化し公共施設が壊され学校にも行けなくなり 親戚や家族が仕事を無くし そして命を無くしたそうです、そして今でも。彼女たちは配偶者の勤務先の都合で日本に来ました。しかし 日本語はもちろん 英語も算数も分からず 家族という小さな社会だけで生活して来ていたそうです。たまたま公園で出会い 声を（英語）かけたことから繋がりが始まり 彼女たちの希望で英語を教えるようになりました。
自分たちの境遇だって決して恵まれたものではないのに彼女たち そして家族たちは震災のとき涙を流して悲しんでいました。 きっと なにも傷ついたことの無い者が塩をすり込まれても痛みを感じられないけれど 一度傷を負ったことのある者にとっての塩はどれだけの痛みを伴うのかを知っているからなのでしょう。
ながながとなってしまいすみません。
私も人の痛み悲しみに寄り添える人間に成りたいと 日々思います
by sodep (2012-07-20 15:17)
hi さん ありがとうございます♪
報道から知る震災は、あんなに悲惨でも天災なんだと思います。
でも、隠されている？震災は人災…いや犯罪は、同じ人が行ってるんですよね…
これはhiさんのテーマにしているものと同じく、人が行ってる事
目の当たりにしてる事が、あまりに悲惨でその裏まで考えなんてしてなかったのですが、同じ“人”として、信じられない事が多々あるそうです…
僕の聞いた事なんて、人の心なんてものは？と、人間不信になりそうな事でした
そして今、まだ１年少々の時しか経っていないのに
あの大きな出来事が、まるで昔話のように、もはや人の心から薄れていってるのか？と思うと、とても悲しくなります…
僕の心も、あの時のままか？と言われると嘘になると思います
でも、変わった意識は、決して忘れずに持つと心に決めております。
震災に対して何が出来るか？ではなく
あの出来事で感じた気持ちや芽生えた気持ちを大切にして、この先どう活かして行くか？が今、生きていられる人がこのさき生きて行くうえで必要な事と思えますし、この小さな国が、世界で生き残れる瀬戸際のようにも感じます。
by Ｓ_Ｓ (2012-07-23 00:57)
大将 さん ありがとうございます♪
そうなんです…心は繋がったと思っていたのです。
でも、不意にこぼれ落ちた言葉からは、それは何も感じられなかったのです
きっと、あれが本心なんだと…
ニュースで報じられた残念な出来事
そして報じられていない犯罪の数々…
ほんの１分でも、あの時の出来事を考えられたら起きなかったのでは？と思えるのですが
実際は、あの出来事も所詮は他人事と思ってる方が多いのかも…
と思えてしまいます。
誰が変える？ではなく、自分が変わればと思える人が少しでも増えてくれたら
その小さな一つ一つが日本を良い国へと変えられると思ってます。
と、いいますか そう思わなければ日本の未来は無いように思えます。。。
by Ｓ_Ｓ (2012-07-23 00:58)
sodep さん ありがとうござます♪
とても素敵な事をされていますね＾＾
でも、これが本来の人と人なのかなとも思いました。
誰かが困っていたり、助けが必要な事があれば手を差しのべる
小さな事でも大きな事でも、その一つ一つが人と人との心を繋げ
そして心の豊かさを作っていくのかなと思います
でも今は、騙し騙され、利用し利用され…の心の育てずらい世の中…
きっとアフガニスタンの女性は、sodepさんの内にある優しさを感じ取れたのでしょうね
僕もsodepさんのように、手を差しのべられる人になりたいと思います♪
そして、純粋に助けを求めたり、手を差しのべられる人が当たり前の世の中が来ることを祈ります。。。
by Ｓ_Ｓ (2012-07-23 01:01)
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